夏に来た池に秋にも来てみる

2021年9月30日

夏に来た池（2021年7月12日の記事 「今日もまた池に行く」参、2021年7月16日の記事「池で捕ったガムシ」参照）に、また秋に来てみる

ヒシで覆われている


先日、近所の池に行った際、こんな感じに↓網の柄を折ってしまっていた（2021年9月12日の記事 「近所の池の探索」参照）。



新しく買った玉の柄

108〜200cmまで自在


ここで使ってみる

108cm

伸ばす

200cm

なかなか軽くて丈夫そうで気に入る

さっそく掬ってみるが、夏にたくさんいたコツブゲンゴロウはいなさそう。コガタノゲンゴロウとかいても良さそうな雰囲気だがここでは見たことがない。

上流側に回り込む。

このあたりで網を入れてみる。


コガシラミズムシに加えて小さいガムシが捕れた。



帰って見てみる

これは夏にもいたミユキシジミガムシ


コガシラミズムシは全部タダコガシラだった



あとこれは初めて見るムナビロツヤドロムシ

川にいるやつらしいが、水が流れ込むあたりだったのでいたか。

結局コツブゲンゴロウはいなかった。

ガムシやらクロゲンやら

2021年9月24日

秋分の日、息子っちと少し遠くまで虫を捕りに行く。
この辺りはタガメもいるところで、タガメいたら確認だけしよう。持って帰ると飼うのが大変

もう刈り取りも終わっている田んぼ

で水が溜まっていたのでちょっと網を入れると


クロゲンゴロウ

そういえばクロゲンゴロウも多いんだった


そのほかコガシラミズムシも割といる



次に用水路で網を入れると

一回でこんなにミズカマキリやクロゲンゴロウが・・・


こんな場所でも

いろいろ網に入ってくる


ガムシ

最近、近所でなかなか見なくなったので久しぶりに見る


ガムシ、クロゲンゴロウ、コガタノゲンゴロウ、いっぱいいるので途中から捕るのやめた

右の端にいるのはドジョウ

コガシラミズムシもいっぱいいるので何種類かいるかと思って20匹以上捕ったが、全部タダコガシラミズムシだった。

タガメは・・・いなかった


帰りは夕日がきれいだったので海岸に寄って


帰る

水田観察の後は

2021年9月15日

2021年9月13日の記事 「無農薬水田定点観察その4」 のあとはいつものように山の方の池に行く。

この間から変わらず水位は高いまま



今日はコガタノゲンゴロウがいた。

コガタノゲンが大きすぎて、赤丸で囲んだルイスツブゲンゴロウが目立たない


ルイスツブゲンゴロウ、タマガムシ、キイロコガシラミズムシがいた


また台風が来てるみたいだし、溜め池の水は減ることは無いだろうな

無農薬水田定点観察その4

2021年9月13日

この観察も何回目かはどうでも良くなっている。最後に整理すれば良い。

毎週同じようなことをやっている。しかし今日行ってみると・・・

水が抜かれている。

まあ数年来ここの観察をさせてもらっているので、こういう状態があることも知っている。

少しでもこんな感じで水が残っているところを探して網を入れる。

小さいガムシやゲンゴロウが入る。

こんな感じ。大きいやつでもヒメガムシ



帰ってよく見る。

マメガムシ、キイロヒラタガムシ、そして先週は捕れなかったコマルケシゲンゴロウ（上）


チビゲンゴロウ

動きが速いのでブレてる

後日、ほんの少し良いのが撮れた

チビゲンゴロウ、ありふれた種でその辺の水たまりにいたりするが、やっぱり綺麗


コマルケシゲンゴロウを撮ろうとしているとゾウムシが。

ずっと水中にいるけどこのゾウムシ、水生昆虫なのかな？

近所の池の探索

2021年9月8日

先日の日曜日の午後、もう15時近くになっていたが近所の池の探索に行く。地区で言うと隣の小学校の校区になる。
地図でしか見えないので、下流近くの家にお邪魔して目的を話して伺うと、「どうぞどうぞ」と言う事なので行ってみる。

地図で二つ見える池のうち、下の池は歩いてすぐだった。

割と大きい

ヒシは多くて水面を覆ってはいるものの、水辺まで近づきにくく、ヒシ以外の水草もあまり無くて期待をいだかせない感じだったので、素通りしてそのまま上の池を目指す。

・・・ここは山登りだった。


まったく人の気配のない中、登っていく。

まだまだのよう



途中、スズメバチの巣が・・・・

恐る恐る横を通る


もうそろそろか


だいたい、こんな山の中にある池は雰囲気がいいというイメージがある。
多分、スイレンかジュンサイかヒルムシロなんかの水草に覆われて・・・

いざっっっ







あ・・・あれっっ

下の池より水草が無い


せっかくしんどい思いをして登ってきたので諦めきれず、藪をかき分けて上流側に回り込む

本当に水草がない。もしかすると普段はもっとあるのかもしれないが、大雨で水位が高くなってて普段陸のところが沈んでるだけ？
まあそのせいか長靴がズボッとうずまることは無いのはラッキー

しかし網を入れても（多分）マルミズムシくらいしか入らん


さらに意地で回り込む

このあたりのも水草と言うより水位が高くなってその辺の陸地の草が水に沈んだ感じ

期待せずに網を入れていると、コガシラミズムシの仲間が入った。何コガシラか良くわからんがとりあえず数匹捕ったので、まあこれくらいで許したろか、と山を下ることにする。
蜘蛛の巣には20回くらい掛かったわ

再びの下の池。
ちょっとでも草のあるところまで行き、網を入れるとコガシラミズムシとタマガムシが入った。


しかしウリャーってやってると、

あ゛〜〜〜〜っっっっ
ボキっっっと網の柄が折れてもうた・・・

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帰って見てみる。下の池のは（タダ）コガシラミズムシだったが、

上の池で捕れたのは

①（タダ）コガシラミズムシ
②③クロホシコガシラミズムシ
④〜⑥キイロコガシラミズムシ

クロホシとキイロ見たのは2カ所目
まあ苦労して行った甲斐があった。

クロホシコガシラ、模様がくっきりしてて綺麗やな



しかしこのキイロだと思うこれ、なんか1匹ちょっと違う気もするが・・・ただの個体差か

無農薬水田定点観察その3

2021年9月6日

先週に引き続いて同じ水田観察。

稲も大きくなってきた


網を入れるといつものように

ヒメガムシやらたくさん入ってくる。コオイムシも成虫が増えてきた。


コガタノゲン幼虫も

これなんか大きくてもうすぐ上陸しそう


途中経過



コガタノゲンゴロウ成虫は三匹
コガムシは二匹だった

マメガムシ、ヒメガムシは多数

先週たくさんいたコマルケシゲンゴロウは一匹も見なかった。
コシマゲンゴロウが割といたが、この日はここでは初めてウスイロシマゲンゴロウがいた



あとはあんなにたくさんいたハイイロゲンゴロウも全く見ない。なかなか生物相の遷移が激しい。

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このあといつものように山の方の池に行ってみる。

この日は、マメガムシ、タマガムシの他には

（タダ）コガシラミズムシ（左）とヒメコガシラミズムシ（右）がいた

水田観察に続いて山の池で

2021年9月1日

無農薬水田の定点観察に続いて、山の方に向かい、この時期に咲いているだろう花を見に来てみる。

サギソウ。やっぱり咲いていた

しかし、この池のハッチョウトンボはもう今年は姿を消したようだ。


続いてこのため池。前回来た時は大雨の後で満杯になっていて怖いほどだった。

今日も前回よりは水位はだいぶ下がっていたが、普段よりはかなり水量が多い

網を入れてもあまり虫は入らず

ルイスツブゲンゴロウとタマガムシ少々



去年は見なかったマメガムシもいた